忙しい次男の帰省

公開済み 12月 10, 2023 by 管理人 in アドナイ・エレ

~寒いのに何故半そで?~

久しぶりに次男が帰省するとの連絡が入りました。忙しい次男とは4年前に成田空港で会って以来です。ましてや、彼が実家に帰ってくるのは10数年振りではないかと思われます。

私は、彼を迎えに空港に向かいました。広い空港の駐車場は特に祭日や連休でもないのに、ほぼ満車で、随分遠くまで探し回ってようやく1台分の空きを見つけて無事駐車できました。空港内に入ると、思ったほど混んではいなくてホッとしました。事前に家で待つ妻から、飛行機の到着が遅れるようだったら、その旨を連絡して欲しいとお願いされていたので、すぐ到着便の電光板を確認すると、彼の乗ってる航空便のところには「早着」と書かれていて、予定到着時間より早く到着することになっていました。

「へーッ、こんなこともあるんだ」いつも遅れることばっかりに遭遇していたので、予定より早く到着することがあることに驚きました。

到着便の出口の一番前に陣取って、彼が出てくるのを待ちました。キャリーバッグを曳きながら出てきた彼にニコッと笑いかけましたが、まったく目に入らなかったようで、サッと通り過ぎてしまいました。慌てて手を振ると、ようやく気づいたようで、笑いながら近づいてきて、「帽子を被ってたので気付かなかった。」と言いました。そういえば、この頃頭の毛が薄くなってきたのをきっかけに帽子を被るようになったので、彼が見過ごすのもしょうがないかなと思いました。

二人で車のところまで歩いて行きながら、彼が「鹿児島はもっと暖かいと思っていたのに、意外と寒いね。」と言ったので、「数日前までは暑かったけど、天気予報によると、今日は今迄で一番の寒さらしいよ。」と答えました。

車に乗り込んで家に向かう間に、彼の現在の仕事状況について尋ねました。彼はイギリスの高速鉄道の担当をしていて、1年の半分以上イギリスで勤務していましたが、コロナ禍でSNS等を活用して打ち合わせするようになったので、イギリスに行く機会が随分少なくなったということでした。

夜、懐かしいのか会堂や玄関などに飾られたクリスマスの飾り等を写真に収めたりしていましたが、よく見ると半そでパジャマ姿です。さすが、寒いところで生活している彼にとっては、鹿児島は随分暖かく感じているのだろうなと思いました。

その後、妻が「何故半袖?」と聞いたら「半袖と長袖の同じ柄のパジャマを持っていて、間違えて持ってきた。」とのことでした。それで、妻が私に「長袖のパジャマを貸してあげて」と言ったので、私のでは短いかもしれないと思ったけど、貸してあげました。頭が良くて若いのに、こんなドジをするなんて、さすが私の子供だと思いました。

明くる日は教会の礼拝に出席しましたが、皆随分懐かしそうでした。礼拝後に彼はMさんと、私の妻とロシヤから来られたKさんと4人で英語でしばらく歓談していました。

午後から、私たちは妻のスマホを買いに出かけました。妻は、次男が以前auのスマホの生産に携わっていたので、彼が帰ってきたら彼のアドバイスによってスマホを買って、スマホデビューすると決めていたので、ようやく永年の願いがかないました。

しかし、私自身もスマホを持ってはいるのですが、ほとんど使わないので、妻は尚更使うことはないかもしれないなと思います。ただ、デパートなどでお互いがはぐれた時には頼りになるかなと思っています。忙しい彼は、明くる朝には茨城へ帰っていきました。

 正しい者の父は大いに楽しみ、知恵のある子を生んだ者はその子を喜ぶ。あなたの父と母を喜ばせ、あなたを産んだ母を楽しませよ。箴言23:24~25

No Response to “忙しい次男の帰省”

Leave a Comment