恐れるな、私があなたと共にいる
〜炎が燃え広がる教会堂を見上げて〜
新年あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、日記帳や手帳も新しいものに代わり、気分一新して今年もよい年にするべく、新しい気持ちで新年をスタート致しました。今年の元旦は長男家族5人が千葉から帰省して、賑やかなお正月となりました。
また、今年も市内合同の元旦礼拝が元日の2時から鴨池のナザレン教会で行われました。昨年は私がメッセージを担当させていただきましたが、今年は様々な準備と司会を担当させていただきました。
そのために、事前に3男とナザレン教会を訪れ、こちらから持っていくパソコンからの音響の調整やスクリーンに映す出すプロジェクターへの具合等を確認させていただき、本番に備えました。
当日は市内教会だけでなく、市外教会からの参加者もあり、会堂にほぼ一杯の方々と共に今年最初の礼拝を捧げることができました。
メッセージを担当してくださったのは、昨年10月に築8年のまだ新しい素敵な教会堂が全焼するという災難に見舞われたエクレシア・キリスト福音教会の古田先生でした。
先生は火災の後、県内だけでなく県外の教会からも沢山の支援金や物資が送られてきて、もうほぼ消失した備品は揃われたと話され、それによって神の愛と教会間の愛を深く感じられたと感謝しておられました。
メッセージはネヘミヤ書のイスラエルの民が、焼けて崩れ落ちたエルサレムの城壁の再建に取り掛かった箇所から「さあ、再建に取り掛かろう。」という題で、新しい旅立ちについてお話し下さいました。
礼拝後に古田先生の奥さまが個人的に、お証詞を聞かせてくださいました。それは、会堂が火事になる半年ほど前から、心に胸騒ぎを覚え、強い恐怖を感じるようになり、そのことによって、体調を崩し血圧が異常に上がったり、お腹の調子が悪くなったりがしばらく続いたので、病院に検診に行かれたのですが、どこも異常はありませんと言われました。
日々襲う恐れの中で、ただただ神様に祈る日々を過ごしていた中で、ある日神様からイザヤ書の次の御言葉をいただきました。
恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。イザヤ41:10
それからというもの、恐れは全くなくなり、神様にすべてを委ねて日々平安の内を歩めるように変わりました。そのような中であの火災に見舞われたのです。
しかし、会堂を飲み尽くす猛烈な火炎を見ながら全く恐れを感じないで、すべてを益に変えてくださる主に信頼しておられることができたそうです。
奥様は、もしあの時、神の御言葉を頂いていなかったら、燃え上がる火を見て、恐れによってどうなっていたか分かりませんでしたとおっしゃられました。
私たちは人生を歩む中で思いもかけない災難に出会うことがあります。患難のない人生などありえません。大切なことはその時の対応の仕方です。その様な中で、ただ恐れ惑うばかりでなく、主に信頼して歩むことができるように、しっかり主と繋がって信頼関係を結んでいく必要があるとつくづく思わされました。
そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。ローマ5:3~5
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