十字架の後も続く神の救いのみわざ~福音が世界を作り変える

使徒の働き1章1-11節より

2021年9月19日主日礼拝メッセージ

アメイジング・グレイス・キリスト教会

よみがえられたキリストは40日間、弟子たちにご自身を現され、キリストが今、生きておられる確かな証拠とされました。キリストの十字架の死と復活によって、この悪しき世の支配のただ中にあり、神の国をすでに実現しているのです。

キリストは弟子たちに、父なる神から与えられる約束を受けるために、エルサレムから離れないよう命じます。天地創造から始まり、キリストによって始まった神の国の民とされる救いのご計画は聖霊によって今も前進しています。キリストが地上を去っても、キリストはその働きを弟子たちを通して継続されています。

そのためにキリストの十字架の死と復活のみわざによる約束の聖霊を受けなければなりません。弟子たちは十字架のキリストの苦しみの前に、わが身を守り逃げ去りました。キリストが復活されたエルサレムは、今さらに危険な場所でした。しかし、彼らはそこを離れませんでした。やがて、聖霊を受け、神を信じて、従えなかった自分たちの罪の身代わりにキリストが十字架で死なれたことを知り、罪赦され、神の子とされ、新しく生まれ変わり、まことにキリストに仕えるものとされました。

誰でも、自分の罪を認め、悲しみ、罪の赦しを神に求め、神に向かって生き方を180度変えようとするなら、罪赦され、神の子とされ、新しく生まれ生きることができます。

キリストの弟子から始まり、キリストの十字架の福音は世界の果てまで広がっています。キリストの福音だけが、人を作り変え、世界を作り変えることができるのです。

この世界は人間が見て知る以上の世界なのです。世界は死んでいるのでも、沈黙しているのでもありません。世界、歴史の中に働かれる神を通して、神の目的に向かって、確実に神のご計画が進んでいるのです。

やがて終わりの時にキリストがもう一度来られ神のご計画が完成されます。それはキリストを信じて新しくされた者が入る神の国です。その日に向かって忍耐と希望をもって、主権者なる神に委ね、キリストに仕えて、福音を宣べ伝える者は幸いです。

昔、ラビ(神の言葉を教える先生)に仕えたイスラエル人たちは、自分たちの最高の姿を見せて、最終テストに合格しようとしました。その最高の誉れ「弟子として私に着いてきなさい」をもらうためでした。

今、キリストがあなたに、私の弟子としてついてきなさいと言われます。この招きがわかるなら、応答しましょう。

キリストの救いを伝える人生は、あなたを真実に満たしてくださいます。

「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」

(マタイの福音書28章18-20節)

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