キリストを土台とする人生は決して倒されない

マタイの福音書7章24-29節より

2021年10月31日主日礼拝メッセージ

アメイジング・グレイス・キリスト教会

私たちの日々の生活の中の小さな過ち、間違った選択、よくない考え、無駄にした時間…それらが毎日何度も繰り返されるなら、やがて人生の大きな失敗や、時には破滅につながります。

「長い目で見ると、私たちは自分の人生を形作り、自分自身を形作っています。この過程は死ぬまで続きます。私たちの下す選択はすべて、究極的に私たち自身の責任となるのです。」

エレノア・ルーズベルト(アメリカ32代大統領夫人)」

聖書はキリストを土台として自分の家を建て上げなさいと言います。家とは人生であり、あなた自身のことです。

外見の見栄えだけの家や、砂の上に建てられた家は嵐や洪水で壊されます。家にとって大切なのは土台です。その土台となれるのはキリストです。キリスト以外の土台は、もろい砂であり、単なる見栄えに過ぎないのです。それは変わりやすい人の好み、気ままな欲望、はかない人生の目的、頼りにならない人間の判断、時代と共に移り変わる道徳観などです。

今日の人生の困難の原因は、キリストの言葉、聖書を聞かないことです。大切なのは、聖書の言葉を日々の生活の中で実際に行うことです。医者の診断を聞くだけでなく、治療を行わないと病気は治りません。

聖書のみことばによりキリストとしっかりつながるなら、今日どう生きるべきかを聖書が教えてくれます。キリストへの信仰の土台の上に確かな人生の家が建つのです。

やがて人生の試練の嵐は誰にもやってきます。その時、倒されずにしっかり建ち続けるか、あるいはひどい倒れ方をして破壊されるか、その違いがはっきり現されます。仮に人生でかろうじて倒れることがなくても、すべての人は地上の生き方の総決算があることを覚えなければなりません。

その神の判断基準はキリストを神と信じて、聖書のみことばを聞いて行ったかどうかです。神の言葉に聞き従い、罪を悔い改めて自己中心の生き方から解放されて、となり人を愛し、思いやり、関係を大切に生きたかどうかです。

キリストは自らの神の権威により語り、ご自分の言葉に対する態度によって、人の運命(死後も)が決まると言われます。

キリストは十字架で死なれ、あなたの罪の代価を支払うことによって、お金では決して買うことのできない家、神の宮、神殿をあなたに与えてくださいました。あなたがどんな試練にも倒されずキリストの命によって生きるために。

「つむじ風が過ぎ去るとき、悪者はいなくなるが、正しい者は永遠の礎である。」

(箴言10章25節)

「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。」

(ヤコブ書1章22節)

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